前回は 「プラグ と コンセント」 の細かい話でしたが、今回も 一般常識的な話です。
生命の安全に係る 重要な構成部品に関しては、繰り返し耐久試験で、通常は 10*7( 10000000 ) 回数の試験を行います。 1000万回です。
この耐久寿命を満足すれば、車であれば、100万km走行でも 保証が可能です。
一方 家庭電器製品では 使用回数が 1万回は 保障して頂きたいものです。
2回 x 365日として 約14年間です。 髭剃り や 電灯関連も 1回/日 が普通です。 ところが、差し込みコンセント部分は 通常は 2〜3回/週 であろうと思われます。 これですと、1000回も使用出来れば 6年以上も使用可能なことに成ります。 通常はそのような 使用方法ですが、特殊な場所では 数回/日、ON/OFF します。
約20回/週 x 50週/年 これで 1000回の 耐久試験を 行ったことに成ります。
ですから、通常の 集中コンセントは 頻繁に使用しますと、約1年で、接触不良の現象が現れます。
これに対して スライド式の ON/OFF スイッチでは 真鍮製の 板バネ風の接触部分の変形と摩耗を 充分に考慮して、1万回ほどの耐久性を持たせています。
つまり 頻繁に ON/OFF する部分に使用します。 1万回の ON/OFF に耐えられれば 約10年は 使用可能となります。
この単純な 理屈が 正しいか否かは 電気屋さんの ベテランの方に お聞きすれば、簡単に分かります。 数回/日 の抜き差しを行いますと、3〜4年で 必ず コンセント部分の接触状態が悪くなって、予想もしていなかった 断線トラブルに見舞われます。 部品耐久実験を手がけたことのある方なら 充分に理解できる事でも、素人さんには 分からない事が 多くあります。 PLP ( Product Liability Prevention ) を 勉強されたことのある方でしたら、尚更のことです。 日常生活の中にも 思わぬ トラブルが 内在している事を考えて、 慎重に 思い巡らして見ましょう。
